サイコたちの饗宴。 『アムマヒット・ピッサワート』

『アムマヒット・ピッサワート』01昨日はサイコ映画つながりってことで、『13ゲーム・サヨーン』の津語の主に公開されたタイ映画『アムマヒット・ピッサワート』(英題:The Passion、直訳:愛情の残酷さ)を観てきました。『トムヤムクン』でもヒロイン役を務めた、タイを代表するセクシー巨乳女優タック=ボンコット・コンマーライの主演作品です。
タックが演じるのはパッと見根暗なワケあり美女、プレーウ。なぜか包丁をバッグに忍ばせて、夜の映画館付きショッピングセンター(MBKみたいな所)にずっと入り浸っています。
一方、その映画館の館長は、隠し撮り映像が大好き。職員に命じてショッピングセンター内の試着室やトイレなどに隠しカメラを仕込んで撮影させ、それをオフィスで鑑賞したり、「いいネタ」が写っていたら職員を使って映像の本人を脅迫するわ、センター内の主だった女性も職権を乱用して我が物にするわという極め付きの変態&ワルです。
オフィスのモニターを使って今日も隠し撮り映像を楽しむ彼の目に飛び込んできたのは、プレーウが用を足しているトイレの隠し撮り映像。彼女の肢体に惹かれた彼は、今宵のターゲットにプレーウを選ぶことに。夜のショッピングセンターを舞台に、変態と美女の死闘がいま始まる……といった内容。
観に行く前は単に「変態と美女の戦いを描いた映画」くらいしか想像していなかったのですが、この美女・プレーウが実はなかなかのクセ者。さらに登場する人物もレイプ魔の館長をはじめ、薬中の映画館スタッフ、ストーカーじみた警備係長、マフィア顔負けの警備員など全員が全員イっちゃってます。ストーリーに絡んでくる人間で「まとも」と呼べる人が一人もいません。
そして、狂気による戦いは当然のようにエスカレートを重ねていって、観ている側も「この後はいったいどうなっちゃうの!?」とハラハラします。
見所は次第にエスカレートしていくストーリー展開と、戦いを重ねるごとに破れていって露出度が高まってくるプレーウの衣装。戦いの舞台が映画館というのもミソで、観客はまさに映画館でこの作品を見ているので、臨場感がいやおうなしに高まります。
『13ゲーム・サヨーン』に比べると、随所に現れる伏線がちゃんと生きてるし、全体の構成も練りこまれていて、かなり満足できました。作品内で盗撮やらレイプ殺人があったりするので、そういうシーンに嫌悪感を感じる方は避けたほうがいいかもしれませんが、OKの方にはおすすめできる作品です。
『アムマヒット・ピッサワート』02
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