白石さんが。

最近、毎日じっくり読んでいるメルマガがある。
白石昇さんの発行しているメルマガ「藝道日記」だ。
彼が一年近く前から書いている
「インド洋津波タイ国アンダマン海沿岸被災状況日記。」という連載が、
このところ猛烈なスピードで更新されているからだ。
タイトルから分かるとおり、2004年12月26日に起きたインド洋津波の時の日記。
この未曾有の天災が起きた直後、
日本の某報道機関の取材助手として現地入りした白石氏が、
3週間にわたる現地での取材(助手)活動で体験したこと・感じたことを書いているわけだが、これが非常に事細かに書かれているのだ。
1年以上連載しているのに、まだ2週間分が終わっていないくらい事細かで、
あの災害直後の状況の中に身をおいた一人の取材者として、
見たもの、起きたこと、感じたことを意識の流れのままに、
ひとつも書き漏らすまいとするかのように、じっくりと書いている。
一人の人間が見た、ありのままの「津波後」がここにある。
災害直後となると、
とかくショッキングな映像や情報がクローズアップされたり、
涙・感傷・感動を誘う記事があふれたりして、
それを受け取る側も、冷静さを失って妙なテンションになりがちだ。
いや、それはそれで悪いことじゃない。
そのテンションが救援、義捐、寄付、復興などに向かう原動力にもなるわけだから。
でも、その熱がいったん下がった後、
今度は冷静な目でもういちどその災害を見つめていくことも必要だと思う。
被災地の人たちはいまどんな暮らしをしてるのか、
現地の復興状況はどうかといった今のことだけでなく、
1年という時のフィルターを通し、妙なテンションが過ぎ去った後に、
災害直後の状況を冷静な目で見つめなおすってことも。
この辺、詳しく掘り下げていくとめちゃくちゃ長くなってしまって、
大変なことになるので書かないけど、とにかく僕はそう思う。
そんな僕が、津波から1年経った今だからこそ読みたい文章。
そのひとつが、この日記だったりするわけです。
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