バンコク・カルチャーを刺激する新雑誌!? 『サーン・グラトゥン』創刊

サーン・グラトゥンまたまた新しいカルチャー雑誌が創刊されました。
ModerndogのPodがペロリと舌を出した、
インパクトある表紙が目印の『サーン・グラトゥン』です。
タイトルは「刺激物」とか「興奮させるもの」といった意味で、
より強い刺激を求めるバンコクの新世代「デック・ネーオ(関連記事)」に向けて各種カルチャー情報を発信していくという雑誌のようです。
創刊号の内容はというと、音楽・映画・アート・広告などなどポップ・カルチャーのメインストリームをひと通り網羅、
今どきのバンコクにおける「おいしい人・おいしいネタ」を一冊にまとめた造りになっています。
面白そうなコラムをさっと書くと、
・「未来」「涙」「愛情」「夢」など16項目にわたる質問をぶつけた、Moderndogのポッドへのロングインタビュー。
・地方出身のすごい大学生。
・有名広告クリエイターの仕事場にあるものは?
・Soi Music 2005レポート
・Futonのモモコ&オーが案内するジャパニーズ・ポップ・フード。牛丼とか焼き鳥とか。
・Big Assのゴップに聞いた、好きな映画・音楽・本。
・映画監督、ユッタルート・シッパパークによるコラム。
・ノート=ウドム・テーパーニットの作品グラビア。
・作家、ウィン・リアオワンによるコラム。
などなど。
編集者をやってるタイ人の友達にこの本を見せてみたところ、
『mars』『a day』『MTV trax』『DDT』など有名誌に執筆しているライターやコラムニストが、
この雑誌に名前を連ねているとのこと。すごい陣容らしいです。
が、彼女いわく、「デザイン、コンセプト、内容のどれもがすでにある雑誌を混ぜ合わせたようなもの。オリジナリティに欠けてて、自分のスタイルがないね」とのこと。
まぁ僕も同感です。
なんかね、これ読んでると得体の知れない怒りがわいてくるんですよ。
それぞれのコラムは非常に面白いんですけどね、
でもおまえら、バンコクのカルチャーって言ったら、
即Soi Musicかい! 即Moderndogかい! 即Futonかい! 即(以下略)って感じの怒りが沸くですよ。
カルチャー誌読んでると、どこも絶対出してますもん、この人たち。
発想安易すぎやしませんか?
いや、Soi MusicもModerndogもFutonもそれぞれ最高にいい仕事してるし、
バンコク・カルチャーを語る上ではずせない人たちだってのはわかるんですけど、
これ読んでると、雑誌の作り手に対して「お前らそればっかかい!」って思う。
書いてる内容はほかと違うのだろうし、個々の記事は面白いのかもしれないけど、
もっと面白いアーティストがいっぱいいるじゃん!
バンコク・カルチャーはもっと幅広い&奥深いはずじゃん!
そんなすごい陣容なら切り込もうよ! 切り拓こうよ! 新しい地平をさぁ!
もっといっぱい面白い人を紹介してくれよ!
そんなこんなで、これを読んでいた夜中の2時。
思わず窓を開けて、月に向かってシャウトしたくなってしまった雑誌でした。
まぁ、バンコク・カルチャーのおいしいところは詰まってるので、
今どきの人たちをざっと把握したい方にはお勧めだし、
今回は創刊号ということで「基礎知識的なアーティスト」ばかりを乗せたのかもしれないし、
この執筆陣なら次号以降、本当にバンコク・カルチャーを刺激していく存在になるかもしれないので、
とりあえず数号は買い続けてみますよ。
ちなみに次号はプラップダー・ユンが表紙らしいです。あ~あ。
■サーン・グラトゥン
毎月15日ごろ発売(らしい) 85B
タイ国内主要書店およびコンビニにて発売中。
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