【ラジオ出演】タイ音楽と共に振り返る、2018年のタイ・エンタメシーン その2 Bodyslam、映画



サワディー・クラップ! fukuです。

北海道のラジオ局・FMノースウェーブで毎週日曜日に放送中のタイ専門番組「Sabaai Sabaai! Thailand」。その12月30日放送分に出演し、「タイ音楽で2018年のタイ・エンタメシーンを振り返る」をテーマに喋りました。

番組は現在、Radikoのタイムフリー機能で聴くことができます。北海道以外からはRadikoプレミアムに加入していないといけません。

これはその番組内容を転載したものです。「その1」ではBNK48の大ブレイクに端を発するタイ・アイドル戦国時代、HIP HOPシーンの盛り上がり、超大型新人のThe Toysについて紹介しました。

ここから後半戦に入ります。さて、2018年のタイ・エンタメシーンはどんな感じだったのでしょうか?

【その4 ロック編】国民的ロックバンド、Bodyslamの新曲が続々!

2018年は「The Toys」という大型新人が現れた一方で、国民的ロックバンド、Bodyslamの新曲が次々とリリースされた年でもありました。

動員数がタイでナンバーワンのバンドなので、特に2018年でなくても常に注目ともいえるんですが、2019年、なんと6年ぶりとなるアルバムがリリースされるようで、活動が活発化しています。

2018年はそのアルバム収録曲からの先行シングルが次々とリリースされていて、リリースされるたびにファンを喜ばせてくれました。

2019年2月9、10日にはタイ国内最大、6万5000人収容可能なラチャマンカラ・スタジアムを使ってBodyslam Fesというのを開催予定。

1月6日にそのチケットが発売されるので、この日程でタイに行ける! という方はチケット争奪戦に参加してみてください。チケットはタイチケットメジャーで1月6日タイ時間午前10時に発売予定です。

というわけで、Bodyslamの最新シングルをご紹介。曲名の「149.6」というのは地球から太陽までの距離を示しています。つまり、149.6ミリオンkmということです。

太陽と地球がちょうどいい距離を保っているおかげで、この地球には青い海があり、空気があり、私たちは呼吸をして生きていくことができる、的な話なんだけれども、これを恋愛にもたとえてもいるような感じの歌詞です。

つまり、地球=自分、太陽=相手で、「君のおかげで人を愛することができたよ」と、相手に感謝しつつも、この1億4960kmという縮まらない距離がある……的な。比喩の難しい歌詞なので、間違ってたらすみません。



【その5 タイ映画編】日本で『バッド・ジーニアス』が大ヒット、さらにタイ映画界を振り返る

映画関連でいえば、集団カンニングを描いたタイ映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』が大ヒットしましたね。9月22日に公開された時には新宿武蔵野館だけでの上映だったのが、SNSで絶賛されたりTVやラジオで紹介されたりして、全国通算90館以上で上映。まさかここまでヒットするとは!

また、僕はまだ観られていないのですが、象と中年男のロードムービー『ポップ・アイ』もなかなか評判な様子。タイ国内ではあまり話題にならなかったのですが……日本人好みの作品ということでしょうか?

これがきっかけでタイ映画の日本上映が増えるといいですね。

でもってタイ国内の映画事情はというと、今年はけっこう当たり年だったんじゃないでしょうか。

今年のタイ映画公開本数は50本以上とここ5年間の中ではダントツに多くて、興行収入が1億Bを超えた作品も4本ほど出ています。その4本は『Brother of the Year ノーン・ピー・ティーラック』(2億4400万B)、『ナーキー2』(4億4100万B)、『ホームステイ』(1億2100万B)、『9 Satra: The Legend of Muay Thai』(1億B)。

 

この中で個人的なおすすめは『ホームステイ』です。

「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」で金持ちのボンボン・パット役を演じたジェームスという役者が主演しているのですが、彼の演技が非常にいい!

彼が途中でチャラくなって、バッド・ジーニアスと同じような髪型になるんですが、それまでジェームスだとは気が付かなかったくらい、役になり切っています。

 

これは日本の小説家、森絵都の小説『カラフル』を原作とした作品。

自殺した男子高校生が記憶を失った状態で蘇るところから話が始まります。
ただし、これは仮の蘇り。100日以内に自分がどうして自殺したのか、その原因を探り当てなければいけません。無事探り当てられれば、そのまま魂が止まって生き続けられるが、ダメなら今度は本当にあの世に送られる、というもの。

つまり、魂が100日間だけ肉体の中に仮暮らし=ホームステイできるという意味のタイトルです。

本作ではBNK48でセンターを努めるチャープランが出演し,しかもラブシーンを演じたことでかなりの話題になっています。

紹介した曲は劇中歌のEndorphine「ヤー・タム・ハイ・ファー・ピット・ワン อย่าทำให้ฟ้าผิดหวัง(空を失望させないで)」。放送では元の音源を流しましたが、ここではプレス試写会でチャープランとジェームスがデュエットした動画を紹介しておきます。



ここまで話したところでタイムオーバー。時間があれば、このほかには、

・イサーンブーム到来。イサーン映画『タイ・バーン・ザ・シリーズ』の大ヒットを皮切りにイサーン映画というジャンルが確立されてきているほか、音楽でもイサーン地方に注目するタイのアーティストが増えている。→これはまた別の記事にできそうですね。

・リド映画館が閉館したけれど、今後、その建物が複合的文化施設となって復活するらしい。

・チャンネル3のTVドラマ『ブッペーサンニワート』が大ヒットし、社会現象となるまでに。これは現代の女子大生が17世紀後半のアユタヤー時代にタイムスリップする話。アユタヤー時代の文化・風俗・暮らしぶりが描かれていて、アユタヤー・ブームが巻き起こりました。

・ICONSIAMがオープン。タイ初のApple Storeが開店して大行列。タイ・オリジナルのロゴがかわいい。高島屋の中にどさんこプラザもあるぞ。

あたりのネタが話せそうでした。

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