ラディカル・シンキング SUZUKI

雑誌とか街中の看板を見てると、
「タイの広告って、発想がかなり突き抜けてるなぁ」って思います。
日本に比べると有形・無形の規制が少ないらしく、
「こんな広告、日本じゃできないでしょ」って作品もたくさん。
thaiAD01特にタイの広告の定番になってるのが
ジャオチュー&ジープ(浮気&口説き)ネタ。
男性化粧品や男性向けファッションから携帯電話の新サービスまで、
幅広いジャンルで使われてます。
例えば←の写真。たしか洋服の広告なんですが、超わかりやすいですよね。(見えづらいかも知れませんが、背後のベッドには女の子が何人も寝てます)
「コレ着たらあんた、モテモテで翌朝は偉いことになるよ!」という、
直球メッセージ。
男性化粧品の広告では、女の手にズボンを脱がされつつある写真の作品もあります。
日本でこんな広告やったらフェミニストから抗議の電話が鳴りっぱなしですよ!
sanook mai daiそんな中、今年に入っていちばん衝撃的だったのは、←の写真の広告です。
これ、なんて書いてあるかというと、「サヌック・マイ・ダイ(楽しんではいけない)」。
この広告には英語バージョンの「DO NOT LAUGH(笑うな)」など何種類かあって、
こんな看板がバンコクの至るところに立てられたのは、今年の1月上旬。
まさにスマトラ島沖地震による津波の直後のことです。
普通、そんな時期にこの広告みたら、
「自粛ムードを高めるための追悼広告かなぁ」って思うでしょ!?
僕もそう思いました。
それが違ったんですよ。その3週間くらい後に、
「マイ」と「NOT」の上に若者がその看板をぶち抜いているシールが貼られて、
「サヌック・ダイ(楽しんでいいぜ)」、「DO LAUGH(笑え)」になったんですよ!
しかも、バンコク中にあったこの広告が一晩で全部!
でもって、SUZUKIのロゴも一緒に貼られました。
ようするに、大掛かりなバイクの宣伝だったんです。
いやぁ、驚きましたね。これ。
これを意図的にやってたら、悪魔的な天才ですよ。
まぁ、時期からして、もともとこの広告をやるつもりで準備していて、
たまたま津波の直後になってしまったのかもしれないですけど、
ある意味、「自社の宣伝に、津波の自粛ムードを利用している」
と受け取られかねない広告です。
日本だったら、速攻で中止にしてなってるはず。すごいよ、タイの広告。
ね、突き抜けてるでしょ?
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