熊本の休日。日タイ国際共同製作映画『アリエル王子と監視人』“Hand in the Glove”

Ariel
このところ気になる映画が次々と公開されているので、週に1回くらいのペースで映画館に通っているのですが、その中でも特に印象に残っているのが、この『アリエル王子と監視人』(英題『Hand in the Glove』)です。
タイと日本が共同製作した映画で、全編を熊本でロケしているとか。

【あらすじ】
ルベール王国のアリエル王子と付き人のクリスは、お忍びで休暇を過ごすため、父王の古い友人・ヒデが支配人を務める熊本のホテルを訪れる。日々プレッシャーと戦うアリエルは、休暇にかこつけて「自由」を満喫するため、ホテルを抜け出すが……。

といった感じで、ホテルを抜け出して束の間の「ローマの休日」ならぬ「熊本の休日」を満喫するアリエル王子と、その王子が街なかで「偶然」ナンパして熊本の街をガイドしてもらうことになった女性・リサの3日間を描いています。
いつも笑顔のアリエル王子とへの字が地顔のリサが簡単な英語で他愛のない会話をしながら熊本の街をあちこち巡るわけですが、その会話がまさに自分がバックパッカー時代にあちこちの街で現地の人と知り合って交わした会話に似ていたり、熊本の美しい景色に日本旅行に行きたくなったり。
一見脳天気な王子の裏で、王子のためにいろんな人が動いているのがしだいに分かってくる展開や、王子の顔に貼り付いた笑顔がついに歪む瞬間の描写なんかもグッと来るものがありました。熊本行きたいなぁ。



なお、タイ国内ではRCAの映画館「House」でまだギリギリ上映中。もっと早くに紹介しようと思ったのですが、忙しくて無理でした。
日本ではアミューあつぎ 映画.comシネマで12月18日までやっています。