天然歌姫七変化。Palmyコンサート「ガー・ガー・ガー」③

PalmyKaPoster
皆さま、お久しぶりです。先週は久しぶりに更新をサボってしまいました。しかし、2日サボるともうブログの更新の仕方をかなり忘れてしまいますね。どういうテンションでどう書いていいのか、よく思い出せなくなっています。
そんなリハビリを兼ねながらの更新です。先週末に行ってきたPalmyのコンサートレポートです。
今回のコンサートの良かった点、それは僕が付けた見出し「天然歌姫七変化」に尽きるでしょう。
とにかく、Palmyという稀代の女性歌手がもつ歌姫っぷりと天然っぷりをいかんなく発揮し、それを七変化という演出で包み込んだコンサートでした。


と、具体的にコンサートをレポートすると、例によって何日書いても終わらない長丁場になってしまうので、今回は簡潔に2、3回に分けて書きます。
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■天然っぷり
こういうデカい規模のコンサートになると、事前に用意周到なまでに作り込んで、完全にパッケージ化した状態で本番をこなす、というのが普通です。
つまり、ある程度「事前の演出どおり」「予定調和的に」コンサートが進むわけですね。もちろん、事前の演出どおりに完璧にコンサートをやり遂げるのは紛れもないプロの姿勢だし、悪い事ではありません。
Palmyも当然、何度も練習を重ね、万全の体制で望んでいたのでしょうが、彼女の天然っぷりは、そんな「予定調和」を遥かに凌駕してしまっていました。
まず、進行を忘れる。一曲終わって、当初の予定では衣装替えのために舞台が暗転してPalmyが引っ込む場面でなぜか引っ込まない。
Palmy「(次の曲の演奏が始まるのを待ちながら)え? みんななんで黙ってるの? ……あぁ! これで衣装替えだった!」
といって慌てて引っ込むPalmy。もちろん会場は爆笑です。
でもって、急にゲストをステージに上げる。

Palmy「6年ぶりにこの舞台に立てて本当にうれしい。こんなにブランクが空いてしまって、私はもう二度と舞台に立つことはないんじゃないか、なんて思ってしまった時もあったんです。でも、ある一人のプロデューサーに出会って、私はまた歌い出すことができた。その一人とは……Kor Notapol(ゴー・ノタポン)さんです!」

と、復活アルバム「Palmy 5」のプロデューサーを務めたKor Notapolを紹介。会場のいちばん後ろでスタッフジャケットを羽織っているKoh氏にスポットライトが当たる。
ちなみにKor氏はアルバム全体のプロデューサーを務めただけでなく、復活のきっかけになった大ヒットシングル「キット・マーク」の作詞・作曲・編曲を務めた人物。実は彼、Groove Ridersのベーシストにして作曲のブレインを務めています。

Palmy「じゃあ、せっかくだからKorさんにもステージに上がってもらって1曲披露していただきましょう!」(会場拍手)

遠慮するKor氏。会場をあおるPalmy。
結局ステージに上がるKor氏。もちろんスタッフジャケット姿のままです。
その流れでベースを持たされて「キット・マーク」を弾くKor氏。
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曲が終わると、天井から無数の白い風船が落ちてきました。すかさず衣装替えのために引っ込むPalmy。
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こんな感じでイレギュラー的にスタッフをステージ上に上げたり(いや、実際はこれも台本のうちなのかもしれませんが)、他人の曲をカバーする途中で会場に向かって語りかけたせいで歌詞をど忘れしたり、自分の歌の歌いだしのタイミングがいまいち合わず演奏をやり直したり(普通は演奏を続けながら修正する)と、天然っぷりを隅々まで発揮していました。
こんな天然っぷりを見て、会場はそのたびに大盛り上がり。隣にいたタイ人も「これこそが自然なコンサートだよね!」と満足気でした。
また長くなってきたので、続きはまた後ほど。