歌って踊って3時間半! Potatoの10周年記念コンサート「LIVE GO ON」本編その4

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やべぇ、書き始めたら筆が乗ってきて止まらなくなってしまいました。
(本当は筆じゃなくてキーボードなんだけど)
コンサート開始から1時間、絶え間なく次々とヒット曲を繰り出してきたPotato。会場もすっかり合唱モードになってすっかり温まってきたところで、ここから構成に変化を付けて来ました。

「みんなは昔の仲間や恋人を懐かしく思い出すことはあるかい?」

そう言って、最新アルバムから今いちばんヒットしている「ター・ヤン」(君は今も…)を歌い始めるパップ。


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「君は今でもずっと僕の事を思ってくれているんだろうか
君はまだかつての僕達のことを覚えてくれているんだろうか
君はまだ僕一人の事を想っていて 僕一人だけを待ち続けて
君は今も変わらず昔のままでいるんだよね どうか教えてほしい」

なんて感じで、遠く離れてしまった恋人のことを歌った曲なわけですが、このシチュエーションでPotatoが歌うと、また違ったニュアンスが出てくるわけです。
そう、かつて同じ釜の飯を食ってきた仲間、元メンバーの登場です!
今回はギターのノートとドラムのボームが駆け付けてくれました。
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この辺の演出もPotatoのコンサートならでは。
前回、前々回の記事でPotatoの最大の特徴を「みんなで歌える曲が多い」と紹介しましたが、それに並ぶ特徴がもう一つあります。それは「メンバー交代が激しい」こと。
一時期のPotatoは「アルバムを出すごとに顔ぶれが変わる」と言われていたほど、とにかくメンバーの入れ替わり・脱退が多いんです、これが。
今のメンバーのうち、バンド立ち上げから参加しているのはボーカルのパップだけ。
そのパップも、当初はフロントマンという位置づけではなく、サブのボーカルといった立ち位置でした。
1stアルバム「Potato」のジャケットでもボーカル&ギターのピーが中央に大きく写っていて、パップは左端という立ち位置です。
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ところが、1stアルバムのリリース後しばらくしてメインボーカルのピーが急逝してしまい、バンドの存続自体が危機にいったんさらされます。が、もう一人のボーカル・パップがフロントマンの位置に立つことで、再びバンドとして歩き始めた……という歴史があったりします。
その後もメンバーが留学したり、音楽的な方向性が合わなくなったりと、とにかくメンバーが入れ替わるわけです。
で、バンドってメンバーが変わると、ライブで聴く音だったり、パフォーマンスが変わるじゃないですか?
特にファンはその辺に敏感で、メンバーが抜けるたびに「やっぱり音が変わっちゃった」とか「Potatoは大丈夫なのかな?」と失望したり心配したりするわけですが、Potatoはその変化をうまくプラスにつなげてファンの期待に応え続けているわけですよ!
たとえば2007年にドラムのボームが脱退して今のガーンに変わったのですが、変わって数カ月の間は、いまいちしっくり来ないんですが、ドラムは猛練習して半年後にはすっかり違和感がなくなってしまう。
でもって、ほかのメンバーも、そのドラムがもともと持っていた良さを生かした曲作りをして、「Potatoの新しい音」を作り出してしまう。
という風に、常にファンの期待に応え続けているという所も彼らの魅力だったりします。
紆余曲折を経ながらも障害を乗り越えて、バンドとして成長していく、という「バンドとしてのストーリー性」、これもPotatoの大きな魅力だと僕は思っています。
……なんてことを、こないだラジオで喋ったりしたのですが、そういうストーリーのあるバンドなので、この「10年間の活動を振り返る」コンサートでは、やはり過去のメンバーに出てきてもらわないわけにはいかないでしょう!
というわけで、このシーンでは元メンバー2人を交えて、初期のヒット曲から「タムノーン・ティー・ハーイ・パイ」(消え去ってしまったメロディー)、と「グラー・ポー・マイ」(勇気はあるかい?)の2曲を披露したとさ。
まーた書いているうちにヒートアップして長くなってきちゃったので、とりあえず今回はこの辺で。