言葉を越える恋。 『アバウト・ラブ/関於愛』

アバウト・ラブ/関於愛日曜日は「国家科学週間」の最終日で、
高校生とか中学生であふれかえっているインパクト(ムアントンタニ)を意味もなくうろうろした後、サイアムまで戻って、
リド映画館で先週から公開中の日中合作映画『アバウト・ラブ/関於愛』を見てきました。
日本では9月17日公開予定なので、ひと足お先に見たことになります。
三人の監督によるオムニバス作品となっていて、
それぞれ、日本・中国・台湾の三つの都市を舞台に、
「異なる文化、異なる言葉を持つ男女間の恋愛」を描いています。
超大まかにいうと、
「你好」(ニーハオ)
→東京・渋谷が舞台。
恋人に振られたばかりの女流画家と、台湾から漫画を学ぶために留学してきた男の子が出会うまでの話。
「謝謝」(シェイシェイ)
→台湾・台北が舞台。
失恋したばかりの台湾人の女が、自分を振った恋人にもう一度会うために、友人である日本人の男の力を借りる話。
「再見」(ツァイチェン)
→中国・上海が舞台。
語学留学してきた日本人の男に惚れてしまった、アパートの大家の娘。
自分の思いを伝えようとあれこれと努力をする話。
という感じ。詳しいストーリーは公式ホームページ(日本語)を見てください。
この作品、なかなかよかったです。
オムニバスものって全編あわせて一つの作品でもあるわけで、
僕は、作品の組み合わせ方と、各作品のレベルにバランスが取れてることが大事なんじゃないか、って思ってます。
特に一つでもレベルが低いものが混じっていると、
全体の足を引っ張っちゃうし。毛色が違うだけでも違和感を覚えちゃう。
この『アバウト・ラブ』に関しては、三人の監督が作ってるわけですが、
どれもいい感じにレベルが揃っていて、
また、各監督の個性もそれぞれ違っているけれど、
三篇が違和感のない程度にまとまっていて、
なかなかレベルの高いオムニバス作品なんじゃないか、と思いました。
それに、外国に身を置いていて、異なる文化・言葉の相手と交流することの多い身としては、
まさに自分やその周辺で起こっている出来事なだけに、
かなり感情移入して観ることができました。
再見 -ツァイチェン-
特に好きなのは最後の「再見」編。(写真)
女の子のひたむきな想いと、女の子らしいひそかな愛情表現。
みていて、とても愛しくなります。
ひさびさにいい中国映画を見ました。おすすめです。
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