心地よい「田舎っぽさ」 Dajim「ギック・トゥアタイ」

Dajim「ギック・トゥアタイ」「タイHIP HOP御三家」と僕が勝手に呼んでいるうちの一人、Dajimの5枚目のアルバム。Dajim「ギック・トゥアタイ」
ちなみに残りの二組はJoey BoyとThaitanium。
Dajimはたぶん今現在の人気度でいうと、この二組からかなり引き離されてるんですが、
活動歴の長さと、3枚目のアルバムを出した時のメガヒットぶりが印象に強いので御三家入りしています。
この御三家、それぞれ個性が際立っていて、
Joeyは軟派かつ面白い曲がウリで、とにかく明るく皆で楽しめる雰囲気。
Thaitaniumはかなり洋楽のHIP HOPに近い雰囲気で、おしゃれ。
パンチの効いたフレーズも多い。
でもってこのDajimはというと、ラップを主体にして、
とにかく単純かつバカっぽいメッセージを強調するスタイル。
例えばメガヒットした3枚目の「DajimⅢ」でいうと、
「映画を観る時は携帯を切ろう」「H・I・P H・O・P ヒップホップ」
「ハッピーバースデー!」みたいな要約すると一言で言い表せるおバカなメッセージを、
かなり単純な作りの曲に乗せて、ラップで物語っています。
この5枚目もまた然り。「とにかくHIP HOPに夢中だぜ!」にはじまって、
超わかりやすいメッセージ・ラップのオンパレード。
特に面白いのが7曲目収録の「ヤンマイクラップ」。
クラブ遊びに恋人同士(または友達同士)で行って、
片方が眠くなってめちゃくちゃ帰りたい、
もう片方は楽しんでてちょっとでもいいから残って遊びたい、
そんな時の「帰ろうよ」「もうちょっといようよ」の掛け合いをラップにしてて、聴いててかなり面白いです。
ただし、Dajimの曲は超分かりやすいラップ主体=曲主体ではないので、
ぜんぜん踊れないですし、バンコクのパブでかかってる曲とはまったくもって噛み合いません。
目をつぶってこのCDを聴いていると、
脳裏に浮かんでくるのはバンコクのパブよりもむしろ、郊外にある田舎っぽいディスコ。
このバカで単純、しかも分かりやすいメッセージは、なんだか田舎の若者に似合いそう。
なんとかブリーにあるディスコとかでめちゃくちゃ流行りそうな予感がします。
面倒くさいので、わざわざ確かめに行く気はさらさらありませんが。
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