うれしいお仕事。

この仕事をしていると、どうしようもなくうれしくなるときがある。
格別にうれしいのは、「できあがりつつある本の校正をしているとき」だ。
(もちろん、ほかの仕事と同様に辛いときもあるが)
原稿や写真がほとんど揃い、その割り付けもほぼ終了、
あとはその内容をじっくりとチェックして、
誤字脱字・文法ミス・データの誤りをしらみつぶしに消していき、
よりわかりやすい表現を考え、内容を検討し、
その本のクオリティを限界まで押し上げていく。
この作業がたまらなく好きだ。
僕が得意な作業でもあるし、完成に近づいているという実感がわくからだ。
さまざまな人がその本を完成させるために注いでくれた労力が、
目の前に集い、はっきりとした形で現れている。
その本が書店に並んでいる姿が、ありありと想像できる。
その本のために捧げた、友人と過ごすはずだった楽しい夜と、
心休まらない休日と、無期延期になったデートが報われようとしている。
校正が詰めの段階に差し掛かるとき、
「喜び」という名の成分が体の底から沸いてきて、
血液に浸透し、幸福感となって体中の血管を駆け巡る。
アルコールではなく、幸福感に酔うことができる。
幸福感で体がぽかぽかと温かくなっていく気がする。
それは本当にうれしい瞬間なのだ。
この仕事ならただでやってもいいと思う。
それがいい本なら、むしろお金を払ってでも手伝いたいくらいだ。
というわけで、今、とある友人が制作している本の校正を手伝っています。
タイのとあるベストセラーの日本語訳です。
(ちなみに3行前までは、その訳文調を模して書いてます)
タイトルとか著者は守秘義務があるので伏せておきます。
その友人が自分のブログでかなり書きまくってるので、
僕が書いても大丈夫だとは思いますが、ヒミツにしておきます。
ヒミツなんですが、これだけは言わせてください。
これ、めっちゃいい本です。
読んで面白いし、タイの文化を理解する助けにもなるし、
時代を記録した資料としての価値も、少しだけれどある。
こういう本こそ、どんどん訳されて世に出るべきだと思います。
個人的にも、4年前から読みたいと思ってた本ですし。
この制作に、微力ながら協力できて光栄です。
だから、僕はできる限りの時間と誠実さと能力を持って、
この仕事に協力することを誓います。
だから、入稿までのあと数週間、がんばってください。応援してます。
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