微笑ましいダラダラ感。ゴップ=サオワニット「A Moment Like This」②

すっかり日が開いてしまいましたが、続きです。
ゴップ=サオワニット「A Moment Like This」 01
「デビューして10年経つけど自分の名前を冠したコンサートは今回が初めて」というゴップ=サオワニット
僕も実物を見るのは初めてなんですが、顔立ち&スタイルは「中華系タイ人っぽくなったルーシー・リュウ」といった感じ。上の写真はあんまり似て見えないけど。
『チャーリーズ・エンジェル』がかなり好きな僕としては、この時点でかなり好感を覚えました。
(こりゃあ、きっと欧米人にめちゃくちゃモテルだろうなぁと思ったら、やっぱり欧米人の旦那が会場に来てました)
まずはオープニングと共に1曲歌った後、来場者へのあいさつと簡単なトーク。ここでも「初のマイ・ステージ!」ってことで、トークの端々にうれしさがにじみ出てました。
「今日ここに来てくれているみんなはほかのだれでもない、私の歌を聴きに来てくれたのね。本当にそうなんだよね?」(と、客席に問いかける。客席からも歓声が)
「だから、今日はゲストも呼ばないことにしたの。最初から最後まで私の歌を聴いてほしいから。ほかの人の歌は、今日はステージには上げてあげないんだから!」

といった感じ。すごく微笑ましいトークじゃないですか?
ちなみにステージ全体はこんな感じです。
ゴップ=サオワニット「A Moment Like This」 02
装飾もほとんどなくて、照明もライトの色を変えるくらいのシンプルなステージです。が、その一方でバック・バンドはかなり豪華。
「伝説の」という枕詞が必ず付くようなロックバンドのドラムをはじめ、Grrove Ridersのブラス隊、国民的人気オーディション番組「Academy Fantasia 4」出身歌手(コーラス)のほか、タイを代表する音楽の名門校シラパコーン大学やマヒドン大学の講師をずらりと揃えた、かなり気合の入った陣容となっていました。
最初はタイ語のしっとり目のナンバーを3~4曲。そして、「今まではあまり歌って来なかったんだけど、こういうノリのいい曲も好きなの」といって、最新シングル曲「Nobody Knows」を披露。
バリバリMotown Soundといった感じのソウルで、今回聞いた中ではいちばん気に入ったかも。
続いては彼女のいちばんのヒット曲「ハー・カン・ジョン・ジャー」。コーラスの男性(GAP)が前に出てきてデュエットしてました。
ゴップ=サオワニット「A Moment Like This」 03
聴いている皆さんも一番よく知っている曲らしく、会場全体で合唱タイムです。で、歌い終わったら盛大な拍手が巻き起こったのですが……。
ゴップが次の曲に移ろうとすると、客席から
「アオ・イーク!」(もう一回!)
と、まさかのコンサート途中でのアンコール。
普通はこういうことはないんですけど、アンコールに応えて同じ曲をまたデュエットします。この辺りでしょうかね。普通のコンサートにはないグダグダ感がでてきたのは。
そうして数曲歌った後は、「タイのヨーヨー・マ」といわれるピアニストとバイオリン&チェロで出てきて、彼らだけで1曲演奏。その後は彼らの伴奏で2曲ほど歌います。
ゴップ=サオワニット「A Moment Like This」 06
で、ゲストが引っ込んでからはクライマックスに向けてノリのいいジャズのヒット曲を次々と歌っていきます。
ゴップ=サオワニット「A Moment Like This」 07
コーラスのエー嬢(AF4)もけっこう可愛いです。
ゴップ=サオワニット「A Moment Like This」 05
最後の方は客席に降りてきて、通路を歩きながら歌ったり、ファンから送られた花束を抱きながら歌ったり。
ゴップ=サオワニット「A Moment Like This」 04
でもって、最後に歌った後は全員で一列になってお辞儀して終了……。
ゴップ=サオワニット「A Moment Like This」 08
というはずだったのが、全員がステージから去った後、案の定客席から強烈なアンコールが。
アンコールに応えるのが歌手の鉄則、ということでまたみんなで戻ってきて歌ったのですが、ここからがいい感じにグダグダでした……。
なにしろ、ゴップの方は手持ちのヒット曲は歌い尽くしちゃってアンコールで歌う曲がない。ゴップもソロ・コンサートが初めてなので、「盛り上がる曲を数曲やって、その勢いのまま『サワディー・カー!』と叫んでステージを去る」ような、「きれいなライブの終わらせ方」を知らないわけです。加えて、当のゴップも「自分だけのステージ」なので、見るからにそこから去りがたい様子。これじゃあ、コンサートはいつまでたっても終わりません。
というわけで、ここからはバック・バンド付きのカラオケ・オン・ステージになっていきました。
「ねぇ、ねぇ何歌おう? 何歌ってほしい?」とゴップが客席に問いかけるも、客席からはゴップの持ち歌は帰ってこず(持ち歌尽きたからね)。「I Will Survive」とか「Can’t Take My Eyes Off You」とか、「それ、どこでも聴けるじゃん!」的なリクエストばかり。
ところがゴップもそういう曲が好きらしく、ノリノリでリクエストに応えて歌い上げるわけですよ。それもかなり楽しそうに。
そんなわけで、カラオケ状態を3、4曲ほど続けた後、「貸切時間オーバーです!」的な感じの合図がスタッフから入ってコンサートは幕を閉じたのでした。
というわけで、本当にグダグダな終わり方だったわけですが、初々しさがあるというか、「初ソロ・コンサートの喜び!」みたいなのをビシビシと感じることができた、素敵なコンサートでした。
人気ロックバンドの「進行慣れ・盛り上げ慣れ・終わらせ慣れ」したコンサートも安心して楽しめていいけれど、こういうコンサートも新鮮でいいよね。
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