衝撃のラスト? 『クンパーパン』ディレクターズ・カット版

february昨日に引き続いて、ユッタルート・シッパパーク監督の作品の話です。
僕が初めて観たユッタルート監督の作品がこれ、
『クンパーパン』(英題:February。2003年2月14日公開)です。
氏の監督第2作目にして、
グラミー系列の映画会社GMMピクチャー(現・GMMタイHUB)の旗揚げ後第2作目のこの作品。2作目ということでグラミーも相当力を入れたらしく、
全編ニューヨークロケ、有名歌手もサントラにばんばん登場しています。
ニューヨークを舞台に繰り広げられる、
記憶喪失になってしまったタイ人アーティスト・ゲウターと、
現地で中国マフィアに世話になっているタイ人の殺し屋・Gによる、
もんのすごく切ないラブストーリー。
公開当初は、かなり話題になりました。
でもって、今日はタイの若者雑誌『HAMBERGER』主催のイベントで、
この『クンパーパン』の上映会があるというので観て来ました。
が……ラストが劇場版と全然ちがうじゃないですか!
そう。ディレクターズ・カット版だったわけです。
(この先ネタバレあり。注意ですぞ)


ディレクターズ・カットなので劇場版と違うのはいいんですけど、
劇場版が主人公の二人が無事再会したところで終わるのに対して、
ディレクターズ・カット版は、再会した直後にGが死んじゃいます。
でもって、ゲウターがGの遺灰をタイの海に撒いて弔って終了です。
ハッピー・エンドが180度違う話になってます。すげぇカットだよ!
劇場公開時に編集でかなりモメたという話は聞いてましたけど、
ここまで違うとは……。脱帽です。
さて、僕の感想。
ディレクターズ・カットは切なさが100%増量って感じで、
終わり方も、映像もきれいなんですけど、
でもでも、僕的には劇場版の方が好きですね。
やっぱり映画たるもの、元気の出る終わり方になるべきじゃないですか!
「ゲウター、G。よかったね!」と言って、僕は映画館を去りたいわけですよ!
わかりますか、皆さん!!(サンボマスター風に読みましょう)
まぁ、そんな不満はあるものの、映画そのものはやっぱり楽しく、
ユッタルートさん最高! と思った今日この頃でした。
あ、会場のブースで面白いものを買ったのですが、
それはまた後で紹介します。